トスティトスのトーティアチップス

さてご無沙汰しています。相変わらず、激動の、というとちょっと(というよりかなり)大袈裟ですけど、「忙しぶって」います。今日は音楽のクラスの試験でした。もう、かなり不満です。私のとっている音楽のクラスは、History of Jazzといって、ジャズの歴史を学ぶもので、[H]というマークが単位に着く、という利点があるのと「簡単だ」と言われていることから取ることに決めたものですが、これが大間違いでしたね。なんだかどのクラスよりも必死になっている自分を発見してしまいました。というのも、このまえの春学期までの先生と、今の先生がかわってしまったんです。まあ、どの先生でもやるコトは同じだし、と思って取りつづけているんですけれど、これがいわゆる「タフ」な先生なんですね。「100点なんてとらせない」という意志のハッキリわかる試験でした。まあ、100点なんてもともと狙ってはいませんけれどね。

まずリスニングの試験。以前までは10問あったらしいんですね。「この曲のスタイルは何か?」という問題が殆どで、1問か2問くらいその作曲者を聞く問題があるくらいだったらしいんですけど、今回ときたら、なんとボーナス問題を合わせて18問です。しかも各問題ごとに3パート答え(曲名、演奏者、スタイル)を書かなくてはいけなかったのでした。考えてもみてください。結局この試験は今は懐かしの「イントロクイズ」みたいな状態なんですよ。しかも、ジャズの歴史ですからね、ふるい1920年代の古い古いジャズなんてどれもソックリなんです。全てが同じに聞こえてきます。音の質もやっぱり良くはないですからね。

それだけならまだしも、さらに歴史を聞く問題は全部で33問あったのですが、それがもう、「そんなのクラスでお話してくださいましたっけ?」と尋ねたくなるような内容。ただでさえもこの一週間くらい「あー、こんなにジャズミュージシャンの名前を一気に覚えてもどうせ忘れちゃうのにねえ」なんていいながらやっていたのに、あそこまで知識を要求するとはあんまりだわ。私だってグレンミラーやルイスアームストロングくらいは知ってましたけどね、やっぱり限界ってものがあります。初めて「レコーディングをした」というジャズバンドは「オリジナルディキシーランドジャズバンド」というらしいですけれども、そのレコーディングした年はいつ?とかまで覚えたのに出やしない。まあ、年号を覚えるのは簡単ですけどね。まあ、つまり何が言いたいかというと、「できなかったー」と言いたいだけなんです。情けない。次回は頑張ります。そのうちジャズ博士になるわ。

前にも書きましたが、今度College of Educationで通訳をやるんですけれど、今日はAを学部長に正式に紹介しに行きました。するととても喜んでもらえて、ビルの中や部屋など全ていろいろ案内してもらって、これからどんなふうにスケジュールを調整するかを決めました。2日で140ドル(一万8000円くらいかしら?)をかせげる計算になって私は喜んでしまいました。いやあ、今けっこう経済的にピンチなので嬉しいです。Aはアメリカではバイトしたことがないので、ちょっとペーパーワークが必要になってしまって、緊張していましたが、これで晴れてうちの大学のエンプロイーとなって、良かった良かった、といった感じです。

さて、実は来学期に私はとうとう卒業を迎えるんですけれども、インターネット上でスケジュールがでました。だいたい取りたいクラスも時間がスケジュールに合っていたのでなんとか終われそうです。なんだか長いようで早かったわ。でも私はもうすこし勉強を続けます。私ってこんなに勉強が好きだったっけ?と思わないでもないですけれど、やっている間は多少ツラくても、あとで、なんだかほんの少し知識の増えた自分に気付いたりするとちょっとだけ嬉しいんですよね。これは誰もが感じることかもしれませんね。実際、ツラいことなんてあんまり無いですよ。私は贅沢だ、とタマに自分に言い聞かせないといけないくらい楽しいことばかりです。なんて、ちょっとジマン。

さて、最近凝っている食べ物があるのでちょっと紹介したいと思います。それはトスティトス。トスティトスって、日本にあるかどうか分からないので日本のみなさんにはちょっと申し訳ないですけれど、もし海外に住んでいたりして手に入る状況にある方がいらしたら是非お試しくださると嬉しいのですけれど。えっと、トスティトスというのは、お菓子なんですけれど、メキシコのナチョスのチップスですね、つまりは。ナチョというのかしら?だいたいナチョスはチーズかサルサをつけて食べますよね?トスティトスというのはつまりブランド名で、トスティトスのサルサもビン入りでチップスの横に普通売ってあります。それをセットで購入します。うちの近くのスーパーだと、セットでも3ドルくらいかな?しかも大量です。

つぎにアボカドを手に入れます。アボカドは「森のバター」という別名があるほど、脂肪分に富んだ果物(野菜?)なので脂肪をひかえている方は御注意くださいね。だいたいサルサ一瓶買ったらアボカドは2コくらい買ってくださいね。これでプラス99セントくらい。アボカドの皮を剥きます。アボカドは一箇所めくれると、あとは手でつるつるつるーっと剥くことができるので楽々です。そして中央の大きな種を取り除きます。種は傷つけずにとりだすことができたら、植木鉢(大き目)に植えるとアボカドの木を育てることができます。観葉植物でもあるアボカドなので結構インテリアになりますよ。しかもわりに強い種類らしく、そこまでケアしなくても強く育ってくれること多しです。これもお試しあれ。

ボールにアボカドの身を入れ、あとはポテトマッシャーなどでつぶします。ペ−スト状にするわけですが、個人的にはちょっとくらいツブツブが残っている方がスキですね。そして、御想像通り、サルサと混ぜ合わせるわけです。サルサは結構真っ赤に近い朱色ですが、アボカドを混ぜるとキレイなオレンジ色になります。そしてあとはトスティトスにつけていただくだけです。クセになるおいしさで、なんとも形容しがたい味がします。あー、こんなこと書いていたらまた食べたくなってしまいました。さて、食べ物のことを書いて満足したので今日はこれでおしまいです。それでは。

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