アメリカ横断記7日目:シダーポイント巨大遊園地

予告通り、今日は遊んできました。実は、CederPointというオハイオのアミューズメントパークへ行ってきたのでした。ここはアメリカ内では結構有名な遊園地らしいですが、国際的にはちょっとマイナーですよね?私も最近まで知らなかったのですが、オハイオ州出身のColinが、オハイオに行くという話をしたら「ローラーコースターにのるならココだよ」と教えてくれたので、この5大湖のひとつ、エリー湖の突き出たポイントにある遊園地に今回行くことを予定にいれたのでした。


ラッキーだったのは入場するゲート前。家族連れ風の団体4人が近付いてきて話し掛けようとするので、何だろう?と思って話を聞いてみると、なんと $10.00引きになるディスカウントチケットが余っているのでいらないか?と聞いてくれたのでした。もちろん、いる!ということでAとSure!!を連発して遠慮なくいただきました。だから$31.96のところが$21.96になってホントにラッキー。なんていいヒトたちなんだ!と感激しました。
さて、中に入ってからですが、そうですね、行くまえから、とりあえず、ものすごいスケールのローラーコースターがいくつもある、とは聞いていたのですが行ってみて驚いてしまいました。ローラーコースターしか無いように見えるほどいろいろな素材、形、速度、長さのコースターがたくさん。ひとまず一番人気といわれるラプターというコースターにのってみることにしました。このコースターはレールにコースターが吊り下げられているもので、ものすごい速度でぶらさがりつつ宙返りもある、という目玉のコースターのうちのひとつ。朝一番にそこにならんでせいか、すぐに乗ることができたのですが、それはもう、それはもう、ものすごく恐いモノだったのでした。
だいたいジェットコースターというものは、最初にカタンカタンカタンカタン、とかなりの高さまでゆっくり登りつめますよね?その高さがハンパではないんです。こんなに登って大丈夫かしら?と不安になるくらい。そしてその不安も最高潮に達したころ、ほとんど直角に落ちていくんですね。しかも、吊り下げられたコースターなので足場はものすごく不安定なまま。しかも、その長さがまた長くていつまでたっても終わらないんです。途中であまりにも恐くて乗ったことを後悔しかけたほどでした。そのコースターのコースがすぐ上の写真です。緑色のうねうねしたラインが見えるでしょうか?
もともとローラーコースター系は私は大好きで、ディズニーランドのスペースマウンテンなんて1日に何度も何度も乗ってしまうほどなのですが、こんなに「恐い」なんて思うのは本当に生まれて初めてで驚いてしまいました。しかも、次に乗ったのはマンティスというスタンディングコースター。そう、座らないでたったまま乗るヤツですね。しかもものすごい数の宙返りとひねり。でもまあ、これは私はけっこうスキでしたけれど。Aはちょっと高所恐怖症のキライがあるので少し青ざめていましたね。ほかにも、全て木でつくられたコースターに2つ、さらにクルクルまわるいくつかの種類のコースターや室内の真っ暗の中を走るコースターなどにのりまくりました。
ただ、ここで白状しなければいけないことがあります。この遊園地の現在の一番の目玉、その名もパワータワーというものがあるのですが、それは見た目だけで私達は怯えてそれに乗るために並びさえもしなかったのです。情けない。どのくらい高いかというと、えっと、ここの遊園地を一望にできるスカイタワーというのがあるのですが、そのパワータワーというのはスカイタワーよりも高いんですね。そして、システムとしては、鉄筋のふつうの柱に椅子が備え付けられていて、それがものすごい勢いで一番うえまであがり、そしてまたさらなるスピードで下まで降りてきて、またさらに、バウンドする、というものなんです。いわばバンジージャンプの機械版とでもいえばいいでしょうか。左の写真ではちょっと分かりづらいかもしれませんが、みんなの足はブラブラしているのが見えるし、もうそれはもう、絶叫マシン中の絶叫マシンでした。しばらく乗るか乗らないかどうしようか、といいながらそのマシンを見ていたのですが、やっぱり断念したのでした。正直怯えてしまったのでした。
他にも断念したのはフリーフォールという名でも知られるデーモンズドロップ。あの四角いハコがただ重力に従ってストーン、と落ちるアレですね。あの「落ち」系はどうやら私は苦手のようです。落ちるときに踏ん張れば結構大丈夫なんですけれども、踏ん張る場所がなければただ恐いだけですね。またマグナムというローラーコースターにも乗らずに帰ってきました。これも、最初の一撃が落ちるモノなので、という理由。いやあ、情けないですけれど、恐いモノは仕方がないです。
さて、そんなこんなで夕方になったし、外は太陽がギラギラ照り付けて暑くなってきたので、このへんで水をつかった乗り物に乗ってちょっと濡れて体を冷やして帰ろう、ということになり、スネイクリバーズフォールという湖に落ちるコースターに乗ったのですが、それがもうちょっとどころではなくまるで湖に全身飛び込んだ後のようにずぶ濡れになってしまいました。右の写真のコースの左側の急激な下りスロープがその池に向かうレールです。落ちた後は、はいていたジーンズの短パンもパンツもTシャツも靴下もスニーカーも全て、全部びしょびしょ。日なたに出てしばらく乾かして次の乗り物にのろうとしていたのですが、そうこうしているうちにクタクタになってしまった自分達に気付いて、もうそれで帰ることにしたのでした。
それにしても、ものすごい遊園地でした。小さいコは殆どの乗り物に乗れないので大人ばっかり来ていましたね。もちろん、小さなコ用の乗り物もいくつかあったのですが、それ以外は全ていわゆる絶叫マシンなんです。私達に選ぶ権利はないといった感じ。絶叫マシンがイヤならくるな、といったそんな感じのするアミューズメントパークでした。全部で9コの大きなローラーコースターと、59のいろんなシカケのあるコースター類、私はマジックマウンテン(ロス)に行ったことはありませんが、パンフレットなどで見るかぎり、マジックマウンテンよりここセダーポイントの方が激しい気がしました。
帰り道にまたファーストフードで夕食を食べて、それからモーテルに帰りました。明日は朝が早いので今日は早めに寝ようと思っています。テレビではスピード2があっています。これ、小室哲哉が音楽担当したって聞いたことがありますが、本当かしら。(後日談:後でクレジットをくいいるように見つめていましたが、彼の名前はとうとう出ずでしたよ?)それではまた明日。

飲食費 観光費 ガス代 お土産 モーテル代
HotDogs $8.30
Pops $1.90
Ice Cream $3.40
Wendy’s $9.36
Toll way $1.10
Parking Fee $6.00
CederPoint tickets $43.90
Toll way $1.10
Post Cards $2.12
Batteries $7.20
Econo Lodge $63.98
チップ $1.00
本日の出費:ふたりで$141.06なのでえっと$70.53。まあ遊園地に行ったから仕方ないですね。このへんでしめていきたいところなんですが。

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