アメリカ横断記６日目：クリーブランド

久しぶりに移動の１日となりました。朝は５時半に起きて６時過ぎにモーテルをチェックアウト。左の写真はクーラントやオイルを注ぎ込む私。ちゃんとメンテもしているはず、という見せかけです（？）。ガソリンをちょっと補充してから20号を走り、I-94へ。ここのあたりはToll wayになっていて有料の高速になります。あ、もしかしてFree Wayってこれに対する言葉なのかもしれません。そうですね、きっと。途中日本の高速みたいにサービスエリアみたいなのがあってちょっと嬉しくなりました。

途中でイースタンタイムになったので１時間時間をはやめると、あっというまに７時だったのが８時になってちょっとアセってしまいましたが、９時になると急におなかがすいて、途中でダンキンドーナツを食べることにしました。実はここだけのはなしですが（といいつつ誰にでもいいまくっていますが）私は学生時代（といっても今も学生なんですけれどね）に長崎に住んでいたときミスタードナツでアルバイトをしていました。ので、ドーナツには結構ウルサイです。ミスタードーナツは本当にフレッシュドーナツですよ。別に宣伝ではありませんけれどね。お店の管理体制にもよるかもしれませんが、私がアルバイトしていたお店は時間をキッチリきめていて、時間を過ぎたドーナツはもったいないですけれどきっぱり廃棄処分でした。お店にならんでいるのは、だから、新しくて揚げたてのモノばかり。
ところがアメリカに来て、ドーナツは本場の筈のアメリカに来て、私はかなりがっかりしてしまったのでした。ドーナツはクソ甘いし（失礼）、見た目は最悪だし。というのも、私はミスタードーナツでアルバイトしていた頃は「鬼のフィニッシャー」と言われてました。男の子がドーナツを揚げて、女のフィニッシャーさんたちがドーナツを仕上げる、というシステムがとられていたんですけれど、フィニッシャーは、形の悪いドーナツや色がヘンなドーナツ、大きさがふつうでないドーナツなどをぼんぼん捨てるんですね。そのころはミスタードーナツはマシンカット（機械をつかってドーナツのドウを油に落としていくシステム）で揚げられていたので（今はハンドカットらしいです）、かなり均一でキレイな形だったんです。それで私は厳しくしているつもりはなかったんですが、あまりにもポンポン悪いのを振り分けるので、揚げている男の子達はひえーーーと心の中で悲鳴をあげていたそうです。しらなかった。私エラそうだったのね。
そんなドーナツ作りを繰り広げていた私としては、アメリカのドーナツ屋さんに売られているドーナツは全て却下でしたね。丸いドーナツなんて珍しいですよ。本気で。で、そこで話を戻して、このサービスエリア的なところにあったダンキンドーナツ。きれいな形だったしおいしかったので私は単純に喜んでしまいました。まあ、日本のドーナツにくらべるとちょっと甘過ぎる感はまだありますけれどね。ああ、こんなことを書いていたら日本のドーナツが恋しくなってしまいました。帰国したらすぐ食べようっと。
と、そんなこんなでさらに東へ向かい、ついにインディアナを脱出、オハイオ州にはいりました。そこまでの高速料金３ドル２０セントなり。日本みたいなサービスエリアはあるものの料金は日本のそれとは比較にならない安さですね。結局オハイオも３、４時間ほど走って、途中のバーガーキングでお昼を食べて、それからクリーブランドのちょっと西の地域にあるモーテルにチェックインしました。チケットさえあればクリーブランドインディアンズの試合を見よう、とクリーブランドにも行きましたが結局チケットはオールシーズン売り切れだとかいうことで断念。ダフ屋さんもたくさんいたみたいですが、貧乏旅行の身としてはそんなことにお金は使えませんものね。くやしまぎれに球場の写真をたくさんとってみました。このページの一番上以外の２枚の写真がそれです。
しばらくウロウロして、スターバックスを発見してアイスラテを飲んで、それからモーテルに帰りました。今テレビでインディアンズの試合を見ているところ。さっきまで4-2でリードしていたのに今は対戦相手のバルティモアオリオルズに追い付かれて９回ウラで4-4。ちょっとおもしろいゲームになってきました。明日はたっぷりと遊ぶ計画にしています。それでは。