母からの手紙

さて、木曜日ですね。だんだん週末に近付くと嬉しいです。昨日は試験でした。正直いって、つかれました。つまんない問題ばっかり。とりあえず書くだけはかきましたが、あれでよかったのかどうかはナゾです。終わって疲れていたし、寝ていなかったのもあって、昨日は帰るなりベッドへ直行でした。そのまま寝てしまいました。
今日は、気温が華氏100度(摂氏37.8度)を超える暑さになっています。何もやる気がおきないくらい暑いですね。そうそう、先日、母から小包が届いた話は書きましたが、そのとき、母からの手紙(というよりちょこちょこっと書き込んだモノといった感じでしたが)もあったのですが、それに「何ごともアナタの判断でやってください。親は子供に自分達より多くの経験をして、より多くのことを知って欲しいと思うものです。」と書いてありました。


突然その文章だったので、何だろう?と思ったら、先月オレゴンのクレーターレイクに旅行に行った時に送ったカードに、ふと「私ばっかり楽しい思いをしてごめんなさい。」と書いたことへの返事らしい、ということに後で気付いてしまいました。私は当たり前ですが、親になったことがなくて分かりませんが、そんなものなんでしょうか。そんなものなんでしょうね。
唐突ですが、実は私の姉は昔から、私とは比べ物にならないほど「良い子」で、信じられない程努力家で、考え方も大人で、ホント、何に関しても私に劣るものはないヒトです。逆に言えば、わたしは気分屋だし、気が強いし、すぐ大きいことを言うわりにはすぐクジケる、という典型的な「イモウト」タイプなんですね。実績としても、姉は今、人生言うことない、といった感じだと思うんです。これで私に劣等感がない、といったらウソです。今だけではなく、私は生きてきたこの25年間ずっと、姉に対して劣等感を持ちつづけてきた気さえします。こんなこといったらお姉さんに怒られちゃうかもしれないけど。
でも、これはそんなにネガティブなことだとは私自身は思っていません。実際、本当に、姉は努力をするヒトだし、私はナマケモノなんです。私が努力すれば、姉妹なんだし、そこまでこんな大きな差はひらかなかったかもしれないし。いや、モトが違いすぎるか。それで、姉はみんなが認める良い高校に入って、みんなが認める大学に入って、授業料などを考えると私が通った学校に比べるとずっと安い、親から見ると文句ない学校に通ったんですね。私は結局私立に通って高い授業料を両親に払ってもらって、実はけっこうな親不孝モノなんです。
しかも、いまは親元を離れてこうしてアメリカでひとり、好き勝手に暮らしています。うちの両親は理解があるというか、きっと甘いのかもしれませんが、それはそれで私のやることを喜んでくれるので、表面的には「ヒドイことをしている」という感じはありませんが、今回こうして何気ないカードのやりとりをして、私はなんだかハッとしてしまったのでした。
うちの両親は、どんなに私が「デキの悪いコ」であっても、私を信頼してくれてる、と、そういうふうに思ったんです。だから、絶対、絶対、こんな理解のある(甘いかもしれないけれど)両親を裏切るようなことをしてはいけないな、とそういうふうに思いました。なんだか真面目になってしまいましたが、母からの走り書きみたいなお手紙を受け取って、考えたことでした。あー、なんだか恥ずかしくなってきたのでやめます。では。

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