日本人は要領が悪いか

さて、のんびり週末を過ごしたあとは(本当はこんなにノンビリしてはいけなかったんですけど)、のんびりと月曜日を迎えてしまいました。クラスが2クラスもキャンセルされていたので、実際は10時から11時までのルイス先生のクラスと、12時から2時、4時から6時までのバイトだけのハズだったんですが、ちょっと思い立って8時に学校へ。2時間、ちょっとお勉強などいたしました。私は勉強するには朝の方がなんだか盛り上がるんです。
バイトはサーバーダウンという一大事があったものの、まあなんとか次のヒトに引き継いで帰ってきました。今日は、久しぶりに外食でもしようかな、と考えています。チャイニーズ食べたい。


ところで、巷ではポストペットがハバをきかせているらしいですが、私は昨日から、ペットをマックの上で飼っています。その名はミュール。マッキントッシュを使っているヒトだけにしか勧められませんが、ハイパーカードスタックなんですけど、いろいろやってくれますよ。単なるお遊びというより、アシスタントといってもいいかも。遊んであげたり、エサをあげたりしなくてはならないのですが、決められたフォルダにいらないファイルを入れると、それをエサにして、自動的にゴミ箱に移してくれます。
え?と思うかもしれません。が、実は私にとってはそんなことはありませんでしたよ。ハードディスクがどんどんキレイになっていくし、無限に「いらないファイル」というものがあることを知ったし。そして、「行動力」が増えてくると、「そろそろウィルスチェックしたら?」と聞いてきたりします。そしてOKを押すと、自動的にウィルス検出ソフトを立ち上げてくれちゃってびっくりしました。さらに、「ゴミ箱がいっぱいだよ。捨てる?」と聞いてきて、OKすると、ゴミ箱を空にしてもくれました。なかなか使えるかも。 見た目も結構カワイイし、ハイーパーカードにしてはあんまり重くないし邪魔になりません。アップルスクリプトを利用しているとか。マックユーザーの方はオススメです。フリーウェアです。
そうそう、「お知らせ機能」というのもあって、あと20分たったら教えてね、と指定しておくと20分後かっきりに、お知らせしてくれたりもします。私はネットサーフィンは朝派なので、これはなかなか使えます。(まあ、時計見るのが一番早いんでしょうけどね。。。急かされると、動く気になりますよね。。。)
さて、ちょっと真面目なお話になりますが、今日ルイス先生のクラスを受けた、と上に書きましたが、そのクラスの中でのお話。
このクラスのテーマは、「フードサービスマネージメント」というもので、どのように、フードサービスを管理するか、ということをいろいろな面から勉強します。つい最近までは食中毒などについての勉強などをしていたのですが、今日はまた違った話題になり、「効率のよい作業」についての講義だったんです。「流れ作業」って、効率いいですよね?たとえば、オレンジをスマイルカットする場合、たとえば1個ずつ、洗って、半分に切って、それを1/3に切って、とやっていたら大変なので、100個洗う、100個全部半分に切る、その全てをスマイルカットする、という工程を取ると効率がよくなりますよね?その効率のよい作業についてと、その作業をどうやってシステム化するか(マネージャーとして)、ということを勉強していたんですが、その時に、ルイス先生が爆弾発言しました。
まあ、爆弾といっても、私が勝手に、「うっわ、爆弾発言だ!」と思っただけで、他の生徒は何とも思ってなかったみたいなんですけどね。それは何かというと、
「アメリカ人は、世界の中で一番効率が良い作業を開発、実行する能力に長けている」
というものだったんですねえ。私としては、「えええ?」という感じですけどね。確かに、アメリカ人はだいたいにおいて、合理的なところがあるので、まあそれもそうかも、と一応聞き流すことにして(といっても、要領悪いアメリカ人って、結構いるもんなんですよ?私がみたところ)、その理由としてルイス先生が挙げたものが、何だったかというと、
「バケーション(休暇)」
なんです。へ?でしょう?私も、彼女が「バケーションを見てごらんなさい、それが理由よ」と言ったときには、「へ?」という気分でしたが、よくよく聞いてみると、世界で一番休暇が多い国がアメリカだそうで、経済を考えると、アメリカ人がいちばん効率良く働いていることになるんだそうです。はあああ。それにしても休暇が多いのはヨーロッパだと思ってましたよ、私はてっきり。どんな根拠で一番アメリカが多いだなんて言っているんでしょうか。
そして、あろうことか、彼女は、私が前から3列目に座っているのを発見して、「マサミ、日本人の平均の休暇の長さを教えて」と聞いてきました。私は、(えっと、年末でしょう、お盆でしょう、そしてゴールデンウィークかな)と、さささっと考えて、「だいたい2週間から3週間だと思います」というようなことを答えました(あはは、単に “about 2 weeks, 3 weeks or so.” と言っただけなんだけど、訳すると私って言葉使いがキレイなヒトみたいだわ)。するっと、もう、アメリカ人の生徒たちの反応たるや大げさ。
どうせ日本人は働きバチですよーだ、と思ってちぇ、となってしまったんですけど、ちょっとまった、ちょっとまった、と私は思いました。この話題の流れからすると、ルイス先生、もしかして、「日本人は要領が悪い」と言ってません?
まあいいんですけどね。アメリカの失業率を考えてからモノを言え、というちょっと反抗的な気分になってしまいましたよ。私は。ああそういえば、こんな気分になたことが、金曜日にもありました。このことについては、明日にでも書こうかな。結局、ナショナリティというかなんというか、「わが国が一番!」と思ってしまうのは、どこの国でも同じということでしょうね。まあ、自分の国を好き、という気持ちは決して悪いものではありませんから。今日はそんなところです。

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