おはようございます。朝の8時半になりました。10時くらいに出かけようと思っているので、テレビを見ながらゆっくりしています。このモーテルはトラベルロッジという全米のチェーン式のモーテルで、カナダにもたくさんあるみたいです。１泊カナダドルで69ドル。アメリカドルだと、今のレートでだいたい45ドルくらいではないでしょうか？外壁などの見た目は美しくはないですけど、中に入ってみると、かなり部屋はキレイです。広いし、エアコンはばっちりだし、洗面所もキレイ。シャワーも水圧はちゃんとしてるし温度も完璧。
部屋にはテレビ、電話もあるし、コンピューターをつなぐ回線もあります。コーヒーメーカーもあって、お部屋をキレイにしてくれる度に新しいコーヒーパックをセットしていってくれているみたい。フロントのお姉さんも良い人だったし。ベンディングマシンもあるし、氷も常備されているし。クローゼットも十分すぎる程の大きさです。
今の描写は、だいたいのモーテルにあてはまると思います。少なくとも、私が今まで泊まったことのあるモーテルはだいたいこんな感じでした。このへんはアメリカもカナダも関係ないかもしれません。あ、でも繁華街では違うでしょうね。これくらいのお金を出しても、ボロボロの部屋にしか泊まれないかもしれません。郊外を探して泊まる方がきっと安くあがるし、便利な場合も多いと思います。結局は車で移動ですからね。
今日の予定は実は決まっていませんが、今日中にはプルマンに帰るつもりにしています。ちょっと、買い物しようかな、と思っています！
午後1時40分くらいになりました。車でシアトルへと南下を始めているところです。今日も遊びまくってしまいました。結局は今朝は出発してすぐ、モーテルの近くのスターバックスでコーヒーとコーヒーカップ（セールですごく安かった）を購入しました。このカップは、2月のバレンタインデーの為の特別商品で、プルマンのスターバックスで実は目をつけていたものなんですが、「バレンタインデーが過ぎてから、安くなったら買おう！」ともくろんでいたのに、結局プルマンでは安くならなかった上に、売り切れてしまったんですね。その商品がこうしてカナダで安売りされているなんて、買わないワケにはいかないでしょう。満足です。
ダウンタウンにでてから、Eaton’sというデパートをウロウロしていたのですが、特に何も発見せずに外へ。と、ちょうど美術館を通りすぎようとしたとき、ふと展示を読んでみると、”Edvard Munch”とあります。そう、あの「叫び」のムンク展がきていたんですね。料金は学生証提示すれば3ドル50セント（カナディアンドル）だったので、迷わず入ることにしました。「叫び」は有名ですから私も知っていたんですけど、ムンクについては殆ど何も知らなかったので、なかなか面白かったです。ムンクはノルウェー人なんですね。ちょうど1980年代後半から第２次世界大戦頃までの画家で、大家族に生まれたものの、5歳の時にお母さんを亡くし、仲の良かった妹も14歳の時に亡くし、あまり幸せとはいえない幼少時代を過ごしたようです。自身もかなり病気がちだったとのことで、作品には「暗さ」が目立ちました。
そして、一番最後の部屋に、「叫び」はありました。英語題”The Scream”です。これは、実は1892年に描かれた油絵のもの（下絵的なイメージ）と、それを1895年に版画にしたものと２種類あるようで、後者は”The Cry”と呼ばれる場合もあるようです。何とも言えない作品ですよね。上手なのか下手なのかもわからないけれど、なんだか忘れられないインパクトがあります。私は絵についてはさっぱり明るくありませんが、やっぱり名作といわれるものは何か違うものですよね？あんな子供が描いたような平べったい絵なのに、後ろの背景と合わせると、不思議に遠近感がでて不気味な感じ。おみやげにポストカードと、空気を入れてふくらませると「叫び」くんが出来亜がるおもちゃを買ってしまいました。
そんなこんなでお昼になってしまったので近くのカフェでクラブサンドとアイスティーなんぞ頂いて、ちょっと洋服なんかも買って、そして帰途についているわけです。シアトルでは食料品を買い込んで帰ろうと思っています。
さて、プルマンへの道についています。いま、もう夜の７時なのでたどり着くのは真夜中を過ぎてしまうかもしれません。結局シアトルではさらに買い物をしただけでした。でも、日本食材を買い込んだので満足です。それでは、次に書くのはプルマンについてからになると思います。
さて、お約束通り、プルマンからです。ちょうど12時頃に到着しました。途中、エレンスバーグで遅い夕御飯を食べたりしてゆっくりしていたので少し遅くなりました。疲れましたが、楽しい旅行になりました。明日からはまた、通常の日記に戻りますのでよろしくおねがいします。