この1週間

ご無沙汰いたしました。さらっと、この1週間のことを書きます。
Feb 3
火曜日。新たなバイトを始めたのでその第一日目。これはWSUと日本の関西外語大学の提携プログラムのヘルパーのバイトです。基本的にはアメリカの一般学生に日本のカルチャーをちょっと紹介したり、アメリカのそれとのギャップなんてのを説明したり、あとは関西外大の学生さんのお世話。この日はホストオリエンテーションとして、7日到着のウィンタープログラムの学生さんのルームメイトになるアメリカ人の学生へのオリエンテーションでした。おもしろかったですよ。本当に。日本人は概してアメリカ人の同年齢と比べると幼く見えますよね。そんな説明なんかと一緒に、「キュート」なことが好きだ、という点はみなさんの笑いをさそっていました。うーん。いい気分はしないけど真実かもしれない。キティちゃんとかはやってるとこみると。私はコメントをすべきだったんですけど、なんだか「日本人はシャイだ」とか「ノーと言うのは難しい」とかそういった箇条書の日本人の特徴なんてのを読んでいて、(んー、ここでしゃしゃりでたらイケナイのでは?)というヘンな気持ちが出てきて結局なにも言わずじまいでした。何だか情けない。


Feb 4
水曜日。引き続きホストオリエンテーション。でもなんと、この日は1人しか来なくてなんだか楽々バイトの日となってしまいました。前日の30人くらいのあつまりにくらべると驚きの少なさ。時間が昨日は7時、今日は5時だったので、その関係かもしれないけれど。私はバイトのあとスタティスティックスのラボのミーティングがあったので、それに行って帰りました。ラボは信じられないくらいラクラク。ラッキー。
Feb 5
木曜日。翌日の試験のためにはっきりいって1日かけて勉強していました。クラスは午前中で終わったので、1時ごろから夜の10時くらいまでホーランドライブラリーで過ごしました。自分なりに満足いくくらい勉強したんですけどねえ。
Feb 6
金曜日。9時からのクラスはこの日から18日までお休みになりました。アサインメントがやけに大変なので、それをする時間にあてなさい、ということです。うーん、良かったのか悪かったのか。しかも、アサインメントを提出した次のクラスの時間はExamです。何を勉強したらいいのか。テキストもないクラスなのに。そして11時からExam。死亡しました。だいたいは出来たんだけど、あのアルコーリスティックの問題はなんなんだ。知らんぞ。パニックになってしまったではないか!
Feb 7
土曜日。午前11時から380のクラスのグループミーティングがあったので、そのために予習をしました。そう、以前のグループミーティングでものすごく反省をしたので、今回は自分もひけをとらないくらい発言せねば、とキバったわけです。でも、VegetarianとVeganの差が分からなくて、結局Vegetarianメニューで考えていったら、これがすごい間違い。Veganというヒトたちは本当にストリクトなベジタリアンで、牛乳もだめ、バターも卵もダメ、というヒトたちでした。でもね、大丈夫だったんです。わははは。私は、こんなこともあろうかと、何とグループメンバーを先回りして、スプレッドシートにもともとのデータをインプットして私のマックちゃんをミーティングに連れていったのでした。だから、ミーティングが進むにつれて、どんどんタイプもできる、というすごい時間節約。みんなそれに圧倒されるあまり、私のヒドいベジタリアン間違いなんてすっかり忘れて、ミーティングの最後には、私のことを、「グレートでインクレディブルな用意周到人間」とほめたたえてくれていたのでした。がはははは。テクノロジーと見かけ倒しの勝利です。そしてミーティングが終わるやいなや、部屋でみんなにe-mailするすばやさ。これで誰も私を非難できるまい。
さて、午後はいよいよ関西外大生が到着なので、お迎えに行きました。大型バス2台でみなさんご到着。バスの中で、色わけされたネームタグを配って、各色ごとにグループをつくって、それぞれ短い説明をうけ、それぞれの寮にみなさんいきます。寮でチェックインを終わると、みんなルームメイトに会って、それぞれ楽しいプルマン生活の第1日目を迎えるんですね。いやあ、本気で、1か月の滞在だったら、プルマンだって結構楽しいと思いますよ。私は英語をしゃべらなければいけなかったので、あんなたくさんの日本人にかこまれて何だかヘンな気分でしたが、私がついていた、グレッグという先生は、とうとう私に助け船を求めてきました。だって、グレッグが、「トイレはあそこ、ジュースやお菓子があそこに用意されているので、勝手に立って行っていいよ」といっても誰も立ち上がろうとしなかったんですね。で、グレッグが言うには、「みんな長い飛行機の旅で、疲れていて、しかも突然英語だらけの世界に入って、耳がついていってないんだろう」ということで、トイレくらいの説明は日本語で、ということになって、私は通訳と化しました。でもやっぱりグレッグの言う通りで、私が「トイレはドアを出てすぐのところにあって、ジュースとお菓子があそこに用意されていますよ」と言った瞬間みんな立ち上がって行ってくれました。私もプルマンに来たときはそんな感じだったなあ、と思って「もっと優しくしよう!」なんて決意してしまったのでした。
寮のチェックインでは、17人の生徒さんのお世話をしたんですけど、とりあえず寮に行くまでのバンの運転が、きゃー、といった感じでした。ライトがどこにあるかも分からなかった。あんな大きなバンの運転なんて初めてだったわ。でも最終的には何とかなって、リージェンツという寮に入る生徒さんたちをみんな無事送り届けました。そしてみんながスムーズにルームメイトに会っていくなか、とうとうルームメイトが現われなかった生徒さん2人。もともとホストオリエンテーションで、結構しつこく、「なるべくチェックインの時には居てあげて」と言っておいたのにもかかわらず、こういうことは避けられない場合もあるんですね。なんだかすごくかわいそうです。グレッグも、「これだけはすごくかわいそう」と私にコメントしてきましたが、本当。みんなが、”Hi, nice to meet you!”なんて言い合って消えていくなか、ポツンと残されるわけですからね。私だったら泣きそうになっちゃう。それで私とグレッグと、もう一人のヘルパーであるクリス(私はその日初めて出会っただけだけど)と3人で2人を部屋まで連れて行ってあげました。でも、良かった。二人とも部屋ではベッドメイクがしてあったし、ノートが置いてあって、迎えてあげれなくてごめんなさい、といった内容のメッセージが残ってました。2人ともホッとしたみたいで、私までじんとしました。ひとりの子なんて、クーガースキーホルダーのプレゼントまで置いてあって、さっそくもらったばっかりのキーをつけていました。うーん、よかったよかった。
7時すぎから、ロジャースホールという寮の最上階で、ピザパーティがあったので私も参加。多少トラブルはあったものの、なんとか終わりました。部屋でポツンと土曜日をすごしたAのために、レフトオーバーのピザを一箱(!!)もって帰って長い1日が終わりました。
Feb 8
今日です。朝からぼーっと寝て、テレビみていたので、そろそろ活動開始です。イーサンホークの最新作、グレートエクスペクテーションでも見にいこうかな。ということで、だらだら書きましたが、これでおしまいです。

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