アメリカの家庭

さて、やっと金曜日がきました。長かったー、一週間。8時からバイオケミ、10時からHD、11時からZool。12時からバイトが1時間。それでおしまいです。

ところで、またまたHD(ヒューマンデベロップメント)のクラスの話題です。今、アメリカの家庭の歴史を勉強していますが、先生が、「トラディショナルなアメリカンファミリーのイメージを言ってみて」というので、いろいろな生徒たちがたくさん発言しました。ちょっとリストします。リストなので、完璧な英語ではありません。悪しからず。でも、先生が書いたリストをそのままうつしたものです。それぞれの文の上にマウスを合わせると、日本語訳(私が訳してみました)が出るはずです。クリックしちゃわないように気をつけてくださいね。


01. Husband Breadwinner
02. Wife at home
03. More than 1 child
04. Father rules the family “sets low”
05. No conflict
06. Happiness
07. Middle to upper middle class
08. Time share together
09. Wife submissive
10. Neighborgood connection
11. Mom is perfect image

それで、最後が問題なのです。それまでのは割と日本の昔の家庭と重なるでしょう?(05から07はどうかと思うけれど。)ん?ママのパーフェクトイメージ?なんじゃ、そりゃ。と私は思ってしまいました。みんな、何も言わないし、先生も、「グッドポイント」なんて言っているのでほとんどのアメリカ人がそう思っているということでしょう。いよいよ分からない。そして、先生は私たちにあるビデオを見せました。お題は”Ozzie and Harriet”です。まだモノクロのこの映像は、いわゆる、「古き良きアメリカ」を表現したもの。私がかろうじてキャッチできた限りの説明しか出来ませんが、内容は以下のとおり。

オジーというステキな旦那様とハリエットというキレイな奥様の家庭が舞台で、リックとデイブという二人の子供や隣人との楽しい日々の出来事がおもしろおかしく綴られており、コメディだけれども、感動もある、という、いわば「完璧」ドラマ。

アメリカ人なら誰もが知っているというこのドラマ、私もだんだん50年代や60年代の暮らしが分かってきました。この時代、もしかしたら一言で表現すると、”Mom is perfect image”かもしれない。きれいに結われた美しすぎるブロンドの髪、ヒラヒラのたくさんついた、オーダーメイドのドレスを普段に着て、リビングにご近所さんを招いてのお茶会。ピカピカの洗濯機や冷蔵庫、トースターやテレビ。

ハッハーン、と私は思いました。アメリカ国民の4分の1が貧困に苦しんでいたというこの時代、テレビの普及によってミドルクラス以上の家庭の人々は、「これこそアメリカ」と思い込まされたのでしょう。クサいモノにフタ時代。

私のこの予想は大当りで、先生もこの点を指摘していました。このクラスはアメリカンファミリーをベースに考えられているので、日本人である私にはちょっと難しいな、と思っていたのですが、私の留学目的の1つでもある、異文化の勉強にはすごくいいかも、と嬉しくなりました。またこのクラスについては書く機会もたくさんあることでしょう。

さて、今日はHという友達の家に行って、そのあとテニスをするつもりです。ではまた。。

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