シアトルで

朝8時くらいに起きて、9時ごろモーテルをチェックアウト。REIというアウトドアショップのシアトル本店のあるYale Ave.に向かう。ここは実はものすごいことになっているのでした。Interstate Highway 5からみると良く分かりますが、全ガラスばりのロッククライミング用の岩がディスプレイされていて、実際何人もの人がREIの商品(靴やさまざまなエキップメントなど)を試しにつかっています。中ではマウンテンバイクも売っていて、貸し出しもしているので、実際にREIのまわりをのりまわしてみることもできます。


なかはいろいろなパートに分かれていて、スキーコーナー、ハイキング、サイクリング、スクーバ、カヌー、フィッシング、などなどもりだくさんです。全部みるにはきっと5時間以上かかるはず。フリースやダウンジャケットなどのアウトドア用の洋服もおしゃれで、それを着ているとあまりおしゃれに興味のないアメリカ人でも、「それクールだね」と声をかけてくれます。ワシントン州に来る機会のあるかたは、是非。私が知っているだけで、スポケンやリンウッドなど、支店もたくさんです。そこで姉はまたもやTシャツなどを買っていました。私はといえば、REIリサイクルバッグ(スーパーの買い物などで使うためのバッグ)と、8ドルもするブーメラン(なんでそんなもの買うの!とみんなからブーイング。だって欲しくなっちゃったんだもん)と、ふえをお姉さんにあげるために買いました(私はキーチェーンのひもに、ふえと釣り用の小さなカワイイはさみ、赤紫いろの半透明のちいさなフラッシュライト、そしてたまごっちUS版(きゃー、日本人の恥?)、そして本命の鍵たちをつけてじゃらじゃらさせています。タマにくびからさげていることもあって、姉に『やめなさい!』といわれてしまいました)。
ぶらぶらしていたら、すぐにお昼になったので、Asian Plazaというところにあるベトナム料理屋さんにいきました。ここにはベトナムのヌードル(スパイシーだけどとてもおいしい)やベトナムサンドウィッチ(私にとっては絶品)、極めつけに死ぬほど濃くて甘いベトナムアイスコーヒーがあって、私は大好きなのです。このアイスコーヒーには飲み方があって、どんどん水を足していくのです。そのために、このグラスにはストローのほかに、長いスプーンもさしてあります。というわけで、一杯で3杯くらい飲んだ気持ちになれて、安いしおいしいし、お得という感で満足になります。
午後はベルビュースクエアといって、ベルビューにあるとても大きくてキレイなモールに行きました。そこでは特に何も買いませんでしたが、COACHのみせでもらったカタログをながめていてヒエー!と声をあげてしまいました。そこには悪趣味の極みのものが……..。私は個人的にCOACHの皮製品は品があって、大好きなのですが、そればかりはいただけませんでした。
その名も、レクサス コーチエディション。
ご存じの通り、レクサスとはTOYOTAの車(日本名、ウインダム)で、アメリカではバスケットボールチームのコーチが乗ったりして、なかなかの高級車という位置付け。その内装が、総皮張り。そうなんです。COACHのレザーシートなのです!なんだか、私にはいただけない感じ。でも、まもなくrichになる予定の姉は、「あら、いいじゃない」といっていました。お姉さん、知ってるよ。カタログ持って帰ったでしょう!まあ、冗談なんですけど。でも、私はまだこのエディションのレクサスは見たことがありません。発見した方は是非知らせてください!
話をもどして、そんなこんなしているうちに、Pullmanにかえることにしました。途中、スノコルミーの滝(ツインピークスを見ていた人はすぐにピンとくるはず。あのチェリータルトのお店も実際にこの近くにあります)によって、ちょっと写真をとって帰りました。相変わらず、私と姉は爆睡。Aは一人で必死に運転していました。おつかれさま。かえって、ちょっとお腹がすいた私たちはそうめんをたくさんゆでて3人であっというまにたべてしまいました。たった1泊2日でしたが、お姉さんにとって初のシアトル観光、たのしんでもらえたみたいでした。

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