美しいおじぎ

今日は土曜日。昨日、夜遅くまでホームページ制作をやっていたので、起きたのはなんと、11時すぎ。私が仕事をしていたころを知っている人には信じられないだろうな。熊本のKくん、元気ですか。これを読んでいるかどうかは分からないけど、以前、飲んだ次の日にTの家で私がしゃきっと朝の4時に起きて仕事にいったことをいつまでも覚えていましたね、あなたは。そんな私が11時起きです。私も健康になったというか、何というか。


そして、食料品の買い物に連れていってもらいました。とくにあんまり買わなかったけど。そして、相変わらずホームページ制作。今は英語のページしかやってないけど、来週にはなんとか日本語のページも完成に近づけたいです。でも、それにしても、やっと終わりがみえてきた。永遠に終わらないかと思った。良かった。
ところで、以前の日記を読み返していたら、ヴァルキルマーの「セイント」について、あまりふれていませんでしたね。あれは、なかなか良かったです。賢い、そして美しい女性がでてくるのですが、賢いくせに男を観る目がない(ん?あるのかな?)、ということで、そして、大事な自分の研究をあんなところに、隠しておくなんてPhDだとは思えない愚かさ。賢いオンナというのはカッコいいので、好きなのですが、ちょっとがっかりしました。でも、全般的に良かったとおもう。あれは、ヴァルの変装が一種、売り物の様な感じですが、いやあ、彼はかっこいいです。芸術好きのオトコに変装したときなんて、私が好きになってしまいそうでした。オススメです。
昨日の映画は日本が結構でてきました。日本のホテル(?)にエリー(ジョディーフォスター)が泊まるところがでてきたのですが、その床の間には鏡もち、そして「生」と書かれた掛軸。あれは一体何だったんだろう。でも、日本人の職員にジョディーがオズオズとおじぎするところはなんだか微笑ましかった。それで、突然思ったんだけど、日本人はもっと、美しいおじぎをしなくちゃ。
私は18歳くらいのときに、ミスタードーナツでアルバイトしていましたが、その時にお店にくる高校生(推定16歳、男)ときたら、アゴ上げて、「あー、メロンソーダとお、エビグラタンパイー」といって、こちらの顔もみない。そして、後ろから学校の先輩が来たらしく、「あー、せんぱーい、ちーっす」と言って5ミリくらい頭をタテにふっておじぎのつもりらしい。相変わらずアゴをあげたまま。
私はまだそのとき18歳だったし、つい、気がたっちゃって、自分のなかでキーとなってしまいました。だいたい、オトコがドーナツを好んでたべるということがまず、気に入らなかったし(わー、独断と偏見!アメリカ人のオトコはほとんど甘いものが好きで、ドーナツも大好き。なんだか気に入らない)、「メロンソーダとエビグラタンパイがどうした」といいたくなりました。「ください」くらい、言え!なんて。わたしも、若かったんですねえ。今だったら、全く気にもならないのに。そして、そのおじぎ。美しくない。尊敬も謙譲もなにも感じられない。日本ってどうしてこんなふうになっていってるんでしょうね。
とにかく、その映画で出てきた日本人たちはとてもきれいなおじぎ(といってもふつうのおじぎ)をしていました。こういうのは、国際的になんだか、好ましい気がする。国際的にっていうのが、自分でもよく分からないけど。

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