海!

Lido di Ostia週末、友人と3人で海辺のシーフードイタリアンレストランでランチにしようよ、ということになって、ローマから一番近い海に行ってきました。オスティアの海。写真の人はたまたま居合わせた人で、私の友達ではありません。友人はイタリア人カップルでこのオスティアの海から車で10分くらいのところに住んでいます。ローマの私の家からここまでは車でちょうど30分といったところ。ローマからはVia del Mareという「海の道」という意味の車専用道路をまっすぐスイスイと走るだけで到着なので快適です。ただ、イタリア人が日曜日の朝に、ゆったりと起きて、コーヒーでも飲んで、「今日どうする?オスティアでもいく?」となるような昼過ぎの時間になってしまうと激混みになって大渋滞もおこる道でもあるので注意が必要ですけど。
それにしてもお天気は快晴、海風は涼しく、シーフードレストランの車海老のリゾットは強烈に美味しく、最高の日曜日となりました。ランチのあとは、最近二人で住み始めたという新居にお邪魔してコーヒーをいただいておしゃべりして帰りました。楽しかった。今度はもっとキレイな海にいってビーチでのんびりしたいな。

オルセー美術館ガイド(1日中過ごす編)

Paris

最近パリにかぶれているみたいになっている私ですが、このあたりで私の好きなオルセー美術館についてまとめておきたいという気持ちが高まって来て押さえられなくなったので今日書く事にしました。別にパリにいるわけではありません。今はすっかりローマに帰って来て家でのんびり週末を過ごしています。今までこのサイトをちょこちょこ見てくださっている方はお気づきかもしれませんが、私はオルセー美術館、もしくはオルセー美術館展覧会というものに何度も足を運んでいます。なぜ何度も行くのか。自分でも分かりません。うっかり入館無料の日にオルセーの目の前までいって入場制限にかかって入れなかったことすらあります。何が私をこんなに惹き付けるのか。私は美術品に特に詳しい訳でも芸術が大好きなわけでもありません。たぶん、自分なりに分析すると、オルセーの位置、全体的な雰囲気、いろいろな館内設備、そこはかとなくかもしだされるゆるい感覚、私、今オルセーにいる!という実感、などなどが総じて好きなんだと思います。崇高な物が全然なくて本当にすみません。

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やっと春。

Paris私にとってのパリへの出張は、だいたいにおいてパリに本部があるOECD(Organisation for Economic Co-operation and Development) という機関で行われる会議に出席するのが理由なんですが、そのOECD、フランス語だとちょっと単語の順序が入れ替わってO.C.D.E (Organisation de coopération et de développement économiques) となり、フランスでは普通にOCDEと呼ばれています。写真はメトロの最寄り駅であるLa Muetteから徒歩でOECDへ向かう途中にある案内標識なんですが、曇り空の下とはいえ、やっとのことでかすかに春らしい色になっていたので写真を撮ってみました。
春のパリなんていうと美しいイメージですが、今年はなぜか肌寒いわ細かい雨が降るわでちょっと残念な1週間でした。その間どうやらローマでもお天気には恵まれなかったようです。仕事でイヤなことがあったりするときにはお天気だけでも良ければわりとどうでもよくなるのに、お天気が悪いとついくよくよしてしまいますよね。
Parisでも会議の最終日である金曜日にはほんの数十分だけでしたが青空が広がって、会議場から出てから、久しぶりに浴びた日光のおかげと、会議が終わった開放感との両方でいきなり気分が上がりました。この写真はそのときに撮ったもの。実は一番上の写真のほんの真向かいにあります。日差しの中で一斉に開いていてなんだか感動しました。植物ってしゃべらないし、こうして一生懸命咲いているように見える花なんて特に健気な感じがしますよね。不思議です。
さてもうローマに帰って来ているわたしですが、昨日の夜は友達のCとアペリティヴォをするだけのつもりが、おしゃべりが盛り上がってしまい、そのままレストランに食事に行くことになってとうとう夜中の12時までふたりで盛り上がってしまいました。明日からは久しぶりに自分のオフィスで仕事なのでちょっと嬉しいです。また気分を入れ替えてヨーロッパのやっと来た春を楽しもうと思います。

プラティヌホテル

パリ仕事でパリにきています。といっても実はパリに到着したのは今週の日曜日で、会議は今日終わってしまいました。明日の早朝にローマに帰る予定です。今回は私が所属する機関の都合で、泊まったことのないホテルを指定されたんですが、それがなかなかよかったのでご紹介です。メトロの駅はシャルル・ミシェルで、スターバックスやマクドナルドの近代的なショップがたちならぶ何となくアメリカンな場所です。名前はプラティヌホテル。
ホテルの目の前には今年中にオープンするといわれているショッピングモールが建設中で、工事中の道も多く、それでホテルが異常に安かったのかもしれませんが、マリリンモンローとハリウッドがテーマの素敵なホテルでびっくりしました。サービスも至れり尽くせりで、地下には宿泊客には無料のターキッシュバスがあって超快適。オムニセンのスパもあったので火曜日にしっかり1時間半マッサージしていただきました。気持ちよかった。
フランスのコーヒーに飽きてからはスタバにも通いました。世界中のスタバでは、商品を受け取る時のために名前を聞かれることが多いと思うんですが、日本人の名前を言ってもわかってもらえないことが多いですよね。いつもは勝手に自分にそれらしい名前ををつけ、たとえば真佐美なので英語のときはサミーとかそういう聞こえなくもない名前を言うのに、フランス語だとなんだろう?と思いつくことができなくて、本名を言ったら、3日ほどマリー(Marie)で通されました。真佐美って全然マリーに聞こえないのに!びっくりです。MAしか合っていない。
今回のパリ出張では仕事ばっかりで全然観光なんてできませんでしたが、久しぶりにアメリカ人の古い友人と一緒にランチしたり、ブラジル人の仕事仲間と食事に出かけたりできて良かったです。今度は個人的にパリに来ようと思いました。

あなたへ

20130406_anatae.jpgあなたへ (2012), (A-)
今日実はローマに帰って来たんですが、日本で昨日の夜、Apple TVで見ました。ストーリーとしては全編を通してだいたい予想通り、想像通りに話が進んで行き、ロードムービー的な良さもあり、と、たんたんと(でも常に泣きながら)観ることができました。びっくりといえばビートたけしのくだりと最後はやっぱりどんでん返しと言えなくもないんじゃないでしょうか。想像していたといえばしていた気がするけれど「鳩」になるところは予想していませんでした。高倉健さん、実は私の父の永遠のヒーローなんですけれども、あんなにもっさりとした服を着て口数少なくただそこにいるだけなのに、あの異常なカッコ良さはなんなんでしょうか。ズルすぎると思いました。
さてここからネタバレになりますが、この映画の残念なところと言えば綾瀬はるかさんの長崎弁(というより平戸弁か)かな。もう少し頑張れたはず、と思ってしまいました。イントネーションが東北アレンジっぽくなってしまっていて、もうそれだけでいくら語尾の言葉が同じでも違う方言に聞こえてしまうのです。でも激烈にかわいいからいいか。そしてたぶん、すべてを完璧な平戸弁にしてしまうと、映画を見ている人がワケわかんなくなるんだろうなとも思います。大滝秀治さんの名セリフの「ひさしぶりにきれいなうみばみた」というのを完璧な長崎弁で言ってしまうと、「さしかぶいにきれかうみばみた」になるはずなので、忠実にしすぎるとせっかくの名台詞が伝わらないというジレンマが生まれるのでしょう(「きれか」は「れ」に強いアクセントをつけ、音はのばさない)。そうそう、百恵ちゃんジュニアも非常に良かったです。ジュニアといえばもちろん佐藤浩市さん、カッコよかったです。それにしてもあんなにずっと無言だったのに、健さんと口数少ない同士、すごく分かる部分があるんだなと思いました。最後「主任」の話を聞くわけでもなかったのはきっと「彼は大丈夫」と思ったからなんでしょう。みなさんいろいろ抱えていてさまざまな状況がありますよよね。現実社会でも。予告編つけておきます。

それにしても久しぶりのローマなんですが、まだ春がきていないことにびっくり。はーやくこい!